Bellydancer Miho の日記

☆2020.3札幌に戻りました☆ベリーダンサー&1児の母です☺️

忘れないように刻む

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北電の方の 更新を見る度に

安堵とともに、心配になります。

北電の方達は眠れているのか、、

だって、、、

彼らも他ならぬ 被災者。

 

自分を二の次にしても

動かなくてはという使命感で

行動してくれる方々も みな 被災者。。

 

ありがたくて 頭が上がりません。

 

今は北見もだいぶ電力が回復していますが、節電しています。

テレビも付けてないし、夜の照明も極力最小限に。

余分なコンセントは抜きました。

冷蔵庫も最小にして、スマホの電気も省エネに。

 

 

この度は、道内・道外様々な方が

心配し、ご連絡くださいました。

ありがとうございました。

きちんとお返事できていない気がしていますが、

みんなの一言に勇気付けられたのは、言うまでもありません。。

 

ほんとうに ありがとうござました。

 

 

まだまだ震源地の近くには

被災者の方が大勢います。

私は大丈夫です、現在も大変な思いをされている方々へ

温かい手を差し伸べていただけましたら

幸いです。。

 

 

 

 

 

6日未明からの出来事↓

 

我が家は多分30時間程 停電した地域でした。

丸一日とちょっと。

水は出ました。電気がないだけ。

 

でも、、電気がないだけで

こんなにも何もできないのかと、、

IHキッチンである我が家は

電気頼りな日々だったと痛感。

 

正確な情報がなく

飛び交う憶測と噂

不安を煽り お客さんが殺到する

コンビニやスーパー

 

まさに私もその1人と化し

ガソリン給油出来る場所を求めて

四苦八苦

理由は車のテレビで

正確な情報を得たかったから でした

 

断水するらしいという情報が流れ、

(後ほどデマだったと知る)

慌ててお風呂やタンクに水を貯め

みんなにも知らせなきゃと

連絡の連鎖

(そこら中で同じ事の繰り返しで、瞬く間に拡散)

 

夜も電気復旧しなかったら

暗いんじゃ?

と、ランタンと電池を探すも

電池の個数が足りず ドラックストアで

2時間半

並んで電池を購入

 

昼間はなんとなく明るいし

幸いにもすんなり家族や友人

MyshaちゃんやMadoka先生とも

連絡がつき

なんだか不便だなぁ、、くらいで過ごせたけど

日が暮れるにつれて

電力復旧しないんじゃ、、、と

だんだん不安がよぎるようになって、、

 

カセットコンロでご飯を炊いておこう

と、クックパッドを開くも

電波が思うように拾えなくなってきて

またまた

四苦八苦

鍋とカセットコンロで

米を炊く知識さえ 十分にない

 

すっかり日が暮れても

やっぱりまだ停電中

 

平常でいようと

ランタン片手に本を開いてみたけど

文字は頭に入ることもなく

ページをペラペラ

 

スマホは幸い車で充電できていましたが

日が暮れる頃から

電波がさらに微弱になっていき

圏外になったり 電波1本立ったり。

最新のニュースを見ようとしても

画像や動画の情報量が重たくて

思うように見れない。

1人で過ごす夜。。

 

結局、

早朝3時の地震直後から

対応に追われていた主人が

帰宅したのは

夜22時過ぎでした。

 

人がいるだけで、安心しました。

 

疲れているだろうに

サバイバーな主人の明るさに

救われました。

 

 

唯一 偶然の産物、、?として

心に刻まれたのは

 

満点の星空

 

あんな美しい天の川を肉眼で見たのは

初めてでした。。

本当はいつもこんなに輝いているのに

見れないなんて

便利って勿体ないのかな、、

と 思ってしまった。

 

 

夜は、何だか怖くて

電池のキャンドルを灯したまま

明日は復旧しますようにと

祈りつつ

ベットに入りました。

 

でも、

思うように眠れなかったなぁ。。

 

 

 

翌朝早朝

「電気が付くよ!」

という声で目が覚め、

嬉しくて飛び上がりました。

 

この日も主人は早朝から出勤。

送り出してから

私もさっそくシャワーを浴びました。

 

お湯のシャワーを浴びた瞬間

安堵で

涙が出ました。

 

お湯がでた、、、

 

 

 

 

水も出る

家もある

食料もある

たった30時間の停電だっただけ

なのに、、、

 

 

人間は弱いものなんだ

 

言葉に出さないだけで

こんなにも不安だったなんて。

 

 

 

 

もしも

もしも

これが極寒の冬だったら

どうなったんだろう

 

考えるだけで 震えます

 

 

 

地球に住む限り

天災はどこでもありえる

 

 

出来ることは

万が一の備え

毎日精一杯生きること

 

愛を伝え続けること

 

感謝を伝え続けること

 

 

 

シンプルだけど、

濁って隠れてしまいやすい事が

最も大切なのだと

あの日の星空が 気付かせてくれました。

 

 

 

 

 

 

【備忘録】

◎備えておきたかったと痛感したアイテム

・電池

・非常水

・ガソリン

・ラジオ(電池式か手巻き式)

・非常食(非常食の缶詰賞味期限切れてた)

・非常時の食事知識(鍋での米の炊き方)

 

◎あって良かったアイテム

・カセットコンロ(ガスボンベも)

・アルポット(少しのアルコールで使える調理道具)

・ランタン(電池式)

・スーパーで水汲む用のポリタンク

(灯油タンクほど大きいと重くて運べない)

・保冷剤(大)(冷蔵庫の保冷維持に役立つ)

・モバイルバッテリー

・非常時の連絡先(紙で)

・釣り用ヘッドライト

・懐中電灯

・生理用品

 

夏だと、非常食にカンパンとかカップラーメンは向かない気がしました。(暑いと喉が乾くし、食が進まなくて、、)

きっともし水が出無かったら、さらに水分多めな食事を欲していたと思う。

 

◎冬だったら必要だろうアイテム

・湯たんぽ(湯が沸かせたら寒さしのげる)

・ホッカイロ

・非常用ヒーター

 

何れも全て、備えておければ

お店に殺到する人が1人でも減れば

復興はより加速するに 違いない。

 

 

 

公衆電話のある場所

非常時の家族の集合場所

は、知っておいて、決めておいた方がいい。

必ずしも一緒の時に被災するとは

限らないもんね。

(考えるだけで恐ろしいけど、、)

 

 

学んだ、、と語るには

まだ気が早すぎますが

トキが過ぎ去り 過去になってしまう前に

綴っておかなくちゃと

思いました。

 

 

一日も早く日常に戻るんだ

という

人間の底知れぬパワーを感じている

北海道より。